安保法制
www.news-postseven.com (イヤミではなく)山本氏は良心的な保守論客であると思っている。叩くための批判などは決してしないだろう。建設的な議論のために批判をしているはずだ。 それを踏まえ、(山本みずき氏が私のような無名人の書くこんな弱小ブログを…
「対外的良心の発揮」というのは、『中央公論』1919年4月号に吉野作造が載せた文章である。 三・一独立運動に対して日本国内の世論があまりに朝鮮人への「良心」に欠けたものである、自己の反省がない、ということを述べたものである。 この論については、吉…
デモに参加したり集会に参加したり、というのは結構なことだが、その雰囲気の中で忘れがちなのが、自分たちへの冷ややかな視線だ。 デモでも集会でも、周りにいるのは大勢の同志。反対派なのが当然であり、正常であり、普通であるかのような雰囲気が生じてし…
私たち安保法制反対派は、敗れた今、何をするべきだろうか。 私自身は、反対の最大の理由が、憲法違反という点であった。 だから、憲法違反でない改正案あるいは追加法を考えるとか、安保法制があっても平和的に運用できるような憲法修正(平和主義の理念を失…
デモに意味は無かったのか? 否。 法案がすんなり通るのと、激しい反発のもとで通るのでは、その後の動きがいくらか違ってくるだろう。 すんなり通っていたのなら、さあ次は早速改憲だ、というシナリオもあったかもしれない。 激しい反発があったからこそ、…
あの"18歳の宣戦布告"で有名になった山本みずき氏が、SEALDsとの対談を申し込んで断られ、「SEALDsに聞きたい「国民の命を守るためには何が必要か」」という文章を書いていた(以下、上記のサイトの2015年8月22日現在の文章から「」付きで引用を行う)…
「護憲派」はこのままでは、改憲の議論の際にも「戦争になる!」「徴兵制になる!」と危機を煽って国民感情に訴える戦術を取るばかりであろう。 しかし、「改憲派」としては、それがあまりに煩く感じるだろう。中国がある程度大人しくしていると、「中国脅威…
「護憲派」は最近、「戦争法案」のキャンペーンのスマッシュヒットや、一部政治家の失言などに助けられ、一時的に安倍政権への支持率を下げることに成功した。 しかし、中期的に見れば状況は著しく不利であると思われる。勝てない戦いなのではないか、とすら…
安保法制をめぐる議論が噛み合ってない。 別に私は、中庸・中立を気取っているわけでもないし、左右に偏るのが悪いことだとも思っていない。 ただ、今回の議論は、あまりにかみ合っておらず、このままでは、実際に「改憲」が俎上に上がった時に、有意義な議…